マルキオン年代記
Chronicon Malkioni
0.
セシュネラ、フロネラ、アロラニート、敵性スンチェン人に包囲される
バスモル族の征服による軍事的危機
フロウォル公フロアラル
[Froalar, Talar of Frowal]
とゼメラの息子、フレストル、ヒーロークエストに出奔
フレストル、宗教改革を始める
フロウォル公と女神セシュナの息子、イルリーム誕生。フロウォル公、「セシュナに祝福されし聖王」となる
(-24)
イルリーム、聖王に即位
(-27)
。サーペント王朝の始祖となる(王朝名の由来はイルリームが脚でなく蛇の尾をもって生まれたため)
イルリームの息子、タモル
[Thamor]
、聖王に即位
(-73)
。母后ネブローラ
[Nebrola]
が執政する
(-39)
タモル王の親政開始
タモルの息子、ブルタロル
[Bertalor]
、聖王に即位
(-89)
ブルタロル王、第一回マルキオン教宗教会議
[Ecclesiastical Council of Malkionism]
を召集し、前王により弾圧されていたマルキオン教信仰を広める
フレストルの息子、“判官”フォルナル
[Fornals the Judge]
息子、“商人”エノール
[Aignor the Trader]
とセシュナの息子、ゾンマーロ
[Sonmalos]
、聖王に即位
(-134)
。エノールが執政する
(-104)
ゾンマーロ王の親政開始
ゾンマーロの息子、“旅行者”ボルトロル
[Boltror the Traveler]
と東洋のパマラ
[Pamala]
の息子、ミムタク
[Mimtak]
、聖王に即位
(-142)
“旅行者”ボルトロルの娘、べトリア
[Betria]
がセシュネラ女王に即位し、ゾンマーロとパマラの息子、ブルロル
[Brulor]
がセシュネラ王に即位して、共同統治す
(-150)
ブルロル王、溺死。ベトリア女王、夫の反魂の術に失敗し、死亡。ミムタクの娘、アニーラ
[Anilla]
、セシュネラ女王に即位
(-155)
ヌラドル
[Nrador]
と、ミムタクの娘、メラ
[Meila]
の息子、ヌエラン
[Neeilin]
、アニーラ女王を殺害し、セシュネラ王に即位
(-156)
。以後、セシュナ信仰の野蛮な部分が抑圧される
モルサル公
[Duke Morsar]
、ナニーヌ
[Naniner]
の息子、聖騎士ゴティーム
[Gothimus the Holy Knight]
、ヌエラン王に叛し、これを戦死させる。ここに、サーペント王朝は断絶。ゴティーム、セシュネラ王に即位
(-168)
トルファン
[Torphing]
、セシュネラ王に即位
(-186)
トルファン王とその息子、ウェアタグ人により殺害。オドラマル
[Hodramal]
、セシュネラ王に即位
(-191)
ヴリート
[Vritos]
、ウェアタグ人に荷担する貴族層を率い、オドラマル王を戦死させる。ヴリート、セシュネラ王に即位
(-193)
ブリソスに亡命していた、オドラマルとブランタ
[Blyintha]
の息子、ヴァロティル
[Valothir]
は、ウェアタグ人とブリソスの支援の下、セシュネラに軍隊を上陸させ、“強奪者”ヴリートを打倒。セシュネラ王に即位す
(-194)
ヴァロティル王、ヴリートとの戦いで受けた毒刃の傷がもとで死去。彼の死後、ロフタン
[Lofting]
率いるセシュネラ貴族は反対者、ブリソス人を駆逐、セシュネラ王に即位
(-247)
。(彼の治世下で平和と繁栄を謳歌したセシュネラ及び属領は「銀の帝国」と称され、「銀の帝国の王」とも呼ばれる)
「真のフレストルの道」、マルキオン教会の支配権を確立。《切開》など、サーペント王朝下で行われた異端的儀式を禁ず
ロフタン王、第二回マルキオン教宗教会議をローフォル
[Laufol]
で開催。マルキオン教聖職者層における様々に勝手な宗教実践が矯正される
ロフタンの息子、キルガロル
[Kilgalor]
、セシュネラ王にして銀の帝国の王に即位
(-252)
キルガロルの息子、ニルガロル
[Nirgalor]
、セシュネラ王にして銀の帝国の王に即位
(-285)
。 (数々の征服事業の結果、「銀の帝国皇帝」と称されるようになる)
キルガロルの息子、グラージョ
[Gelajo]
、アロラニートを徹底的に略奪す
ニルガロル王とグラージョ、エネラル族(騎馬の民)の多くを征服
ニルガロルの息子、レムトル
[Leimtor]
王子、タニソール王国を征服
タニソール、プラロレラ人の支援の下、反乱。レムトル王子、戦死
魔道士ギラート、ザブールの青本より「暗黒の神々の系図」を写す
ニルガロルの息子、ウレーロ
[Ureilo]
、銀の帝国皇帝に即位
(-286)
ウレーロ王率いる軍勢、エルネル族族長ダリ
[Dari]
の待伏せに遭い惨敗。ウレーロ王は戦死。
占領軍の撤退によりアロラニートは独立を回復するも、同時にフロネラよりエンジョレル族(騎牛の民)の襲撃を受ける
パランタル、セシュネラ王として即位
(-291)
。ここに、銀の帝国は解体
パランタルの息子、アモザン
[Ahmosing]
、セシュネラ王として即位
(-309)
アモザンの息子、クリドーノ
[Keridonos]
の息子、イウェルロ
[Iwerlos]
、誕生
アモザン王、変死を遂げる。イウェルロ、セシュネラ王に即位
(-369)
イウェルロ王を支持するブリソス軍に抗し、セシュネラ貴族はラピトル
[Rapitor]
にセシュネラ摂政位を与える
(-314)
。イウェルロ王は母后に伴われブリソス同盟
[Brithini allies]
に亡命
アモザンの息子、ノロジオル
[Nolosior]
(現在のヴォージェ
[Vogai]
、パソス王アンガロル
[Ingalor]
、フロウォル市に進軍。ラピトル王を追放。セシュネラ摂政位を兼ねる
(-326)
イウェルロ王率いる軍、王家の墓
[Kingsgrave]
に進軍し、戴冠。偽王アンガロルを打倒。
イウェルロの息子、ザミカル
[Samikal]
の息子、ガロラン
[Gwaloring]
、セシュネラ王に即位
(-390)
太陽が一時停止し、疫病が蔓延る。ラリオスから来たニエビ
[Nieby]
なる神の司祭、ガールト
[Gaalth]
、王妃の病を癒し、王の信頼を得、王の助言者となる。王国の各都市にニエビ神の社が設置される
ガロランの息子、ヴィーロ
[Vilos]
、セシュネラ王に即位
(-395)
。即位に先立ち、ガールトをフロウォルより追放。ヴィーロ王、即位とともに疫病に罹る
ヴィーロ王、病に耐えられず自殺。ガロランの息子、ブラストラン
[Blastring]
、セシュネラ王に即位
(-408)
ブラストラン王、疫病に罹る
ブリソス軍、アロラニートを解放し、タニソール王国を攻撃するも、敗北
ブラストラン王、フロウォル市内のニエビ寺院の手の者と戦い、殺される。ガロランの息子、イールウェルフ
[Healwelf]
、セシュネラ王に即位
(-415)
。イールウェルフはニエビ信仰の根絶を断行。ニエビ信仰の是非を巡り、各地で内乱が勃発
ブリソス将軍アーカット、タニソールを征服
イールウェルフ王と、ニエビ信仰支持派の頭目、ガロランの庶子、イアニリル
[Iannilir]
、決戦す。国王側にアーカット卿、ガーラント卿が馳せ参じるも、イアニリル軍の一部が怪物に変じ、イールウェルフ、イアニリルともに戦死
セシュネラ貴族、ウルマロル
[Hermalor]
をセシュネラ王に就ける
(-432)
マルキオン教会はアーカットを祝福し、セシュネラ対混沌十字軍大将軍に任命。タニソールの吸血鬼王族の打倒を命じる
アーカット、フマクトのカルトに入信する
ウルマロルの息子、グリムノ
[Grimnos]
、セシュネラ王に即位
(-449)
アーカット率いる軍勢、スロントスに上陸、戦死するも復活し、同地を解放。
セシュネラ王グリムノ、戦士たちにアーカットの決死行への同行を許可(教会は依然としてこれを禁じる)
グバージ戦争。アーカット、ガーラント卿、ウルマロルの息子、タルマーコ王子
[Talmakos]
、ドラストールにてグバージ、カージョールクを倒す
アーカット、ラリオスに暗黒帝国を建設
タルマーコ、セシュネラに帰還し、王位に就く
(-453)
タルマーコ、戦傷がもとで死亡。セシュネラ王家断絶。タルマーコの友、ガーラント卿、戴冠要請を受諾
(-500)
。王位の正統性を得るために、ウパーラ
[Hupala]
と結婚す
マルキオン教に深く帰依したタルマーコの企画した第三回マルキオン教宗教会議が開催される
アーカット、神界へ旅立つ
ジルステラのセシュネラ植民地で初期「神を知る者」学派結成
“炎の剣持つ”ガーラントとウパーラの息子、“古の”ヌララール、セシュネラ王に即位
(-601)
”古の”ヌララール、神知者の統治を開始
アーカットへの忠勤に対し、グーハンの地にトロウルの王国ができる
神知者、ウーマセラ海岸に植民地形成
ヌララールの息子、ヌプル
[Nepur]
、セシュネラ王に即位
(-632)
ヌララールが死に、セシュネラで反乱勃発
ヌララールの息子、ブルトノ
[Bretnos]
、セシュネラ王に即位
(-660)
ブリソスからの移民がセシュネラやジルステラへ移住
ジルステラにて神の著した『不変の書
[The Abiding book]
』が見つかる。神の唯一性が再確認され、人々の紐帯が強まる
ジルステラ13州、ジルステラ連邦を結成
神知者、ヴラーロスのエルフ森を焼き払う
ブルトノ王、セシュネラ=ジルステラの合同を企図し、第四回マルキオン教宗教会議
[Ecclesiastical Council of Malkionism]
を召集
ヌプルの息子、ルラム
[Relam]
、セシュネラ王に即位
(-666)
パマラル
[Pamalar]
、ルラム王を打倒。フロウォル公国
[Dukedom of Frowal]
を復し、フロウォル公に即位
(-673)
ヌララールに連なるヒマー
[Hymat]
、フロウォル公に即位
(-676)
ジルステラやセシュネラで「正義に帰れ」革新運動始まる
タニソール公スィェルム
[Thyerm]
、フロウォル市を焼き払い、ヒマー卿を殺害
スィェルム、タニソール=セシュネラ王に即位
(-679)
テルモリ族の”狼”グロドラム
[Grodlam the Wolf]
、スィェルム王の領土を継承。マルコンウォル公を称す
(-681)
「正義軍
[The Army of Rightness]
」司令官、ヌララールの息子、アルフロ
[Alfros]
の息子、ハゴス
[Hagoth]
の息子、トリミル
[Trymir]
、ジルステラ連合の命を受け、異教徒王を駆逐すべくセシュネラに上陸
ジルステラ連合、大セシュネラ総督府を設置。総督にハダラン
[Hadalin]
が任命される
“解放者”チャーグ、「個人主義」を悟る
ハダラン総督、大セシュネラ大公に即位
(-708)
ハダランの息子、ウルルマル
[Ullmal]
、大セシュネラ大公に即位
(-725)
タニアンの勝利戦争。ウェアタグの船団は壊滅、「海の自由人」の海上支配のはじまり
バンザ海を横切るかたちで「炎の海
[The Sea of Flame]
」が現れ、海上ルートが妨げられる
パマールテラよりアギモリ人がグバージを倒すべくピスダロスに来航。ウルルマルは彼らの同地への滞在を承認
神知者、ゆりかご河河口に交易都市フェロダを建設す
ジルステラ連邦、ロスコルムを征服
サイランジール・フォアフロント、神知者を逃れペローリアに移住
ウルルマル、死去。“博士”ピリフ
[Pilif the Magus]
、民衆と魔術師達の支持により、大セシュネラ大公に即位
(-727)
神知者、クラロレラ竜帝の血統を絶やす
マルキオン教会、大公ピリフを廃立。セシュネラ貴族よりオルファルスク伯サヴァル
[Saval, Count of Orphalsket]
が代表者に選出される
(-734)
サイランジール、カルマニア王国を建国
サヴァル、「セシュネラ人の守護竜
[the Dragon Guardian of Seshunegi]
」に祝福され聖王
[Sacred Overload]
となる
サヴァルの息子、“平和の造り手”アンマク、セシュネラ王に即位
(-751)
。マルキオンの儀式に則って即位した最初のセシュネラ王となる
セシュネラ軍、「正義に帰れ」派の支援で暗黒帝国皇帝パズラック及びウズの同盟軍を打倒。暗黒同盟
[The Stygian Alliance]
は崩壊。アーカット派は根絶され、彼らの記録は失われる
アンマクの息子、メイポル
[Meipal]
、セシュネラ王に即位
(-754)
アンマクの息子、オルヴァンスフォル
[Orvansfal]
、セシュネラ王に即位
(-754)
神知者、クラロレラの竜帝聖ヤノールを打倒し、組織「新たなる竜の環」を設置
オルヴァンスフォルの息子、スヴァラク
[Svalak]
、セシュネラ王に即位
(-789)
第一回ノチェット公会議。ノチェットで“竜的”人間と神知者の学術シンポジウムの開催
神知者“厳正なる”サンラクス、「純粋な馬の民」と同盟し、ロブクレイドル市を建設
スヴァラクの息子、スヴァガド、セシュネラ王に即位
(-805)
。セシュネラ国王を皇帝と改め、ジルステラ同盟
[the Jrusteli Alliance]
、ウーマセラ連合
[the Umathelan Coalition]
を帝国に編入(海と陸の帝国の成立)。帝国は皇帝と聖俗の代表者からなる最高評議会で構成される
神知者、ロスコルム、セイフェルスター、スロントスに新植民地を設置する
巨人パラグアとワッハ、ロブクレイドル市を破壊し、巨大な壁を築く
スヴァガドの息子、モード
[Modos]
、第二代海と陸の皇帝に即位
(-816)
”七本筆の”ヴァラストス、精霊界の異変について警告。他の神知者はこれを完全に無視
モードの息子、ミグロス、第三代海と陸の皇帝に即位
(-823)
スロントスで「暴風雨の七年間」始まる
タニアンの勝利戦争で生じた「炎の壁
[the Fireburg]
」がはじめて帰ってくる。
ミグロス帝、マルキオン教世界の統一を企図し、第五回マルキオン教宗教会議を召集。見えざる神への崇拝を拒むブリソスを除く全代表が統一に同意
ミグロス帝、陸海の大軍を以てブリソス侵入を試みるも、ブリソスの魔術師の引き起こし嵐により艦隊は全滅、皇帝も戦死す。この敗戦を知り、帝国領各地で反乱続発
モードの息子、スィルマン
[Suilmant]
、第四代海と陸の皇帝に即位
(-838)
神知者の修道士、ラリオスの統治を始める
第二回ノチェット公会議
スィルマンの息子、ブレラシュ
[Brailach]
、第五代海と陸の皇帝に即位
(-859)
フォンリット都市国家群に大規模な抗争が発生。多くの都市が保護を求めて海と陸の帝国に自領を割譲
カージョールク戦争。海と陸の帝国、影の国を侵略。ドラゴンの反撃により撤退
神知者共同事業体
[the God Learners Collective]
が結成される。この団体の魔術の探求により、神知者の力が劇的に増大
神知者、悪名高き「[穀物の]女神のすげ替え」を実行し、「神々」と呼ばれる力が操作可能であることを証明。女神の去った諸地域で土地が荒廃する
ニーダンの十鉱、「個人主義」に異端宣言
鋼鉄山脈にある Belskan のモスタリ枢機卿会議がニーダン軍に占拠され、個人主義者が粛清される。この戦いにおける海と陸の帝国の支援により、帝国は鋼鉄山脈との貿易の継続を認められる
ブレラシュの息子、ダラングラム
[Darangram]
、第六代海と陸の皇帝に即位
(-870)
ダラングラムの息子、トリオーソ
[Triosos]
、第七代海と陸の皇帝に即位
(-887)
フロネラ、ラリオスにワームの友邦帝国の勢力が浸透
第三回ノチェット公会議
ダラングラムの息子、クララマーロ
[Keralamalos]
、第八代海と陸の皇帝に即位
(-901)
クララマーロの息子、イロトス、第九代海と陸の皇帝に即位
(-919)
。
コーラ―公国
[The Duke of Kolar]
(すなわち六脚帝国)の消滅、フォンリットのほとんどの都市の離反、ウーマセラ連合の反乱、ウーマセラの過ちの神々の反乱(司祭ら、強力な魔法で、ヨーランデイ大学を破壊)、といったパマールテラにおける反帝運動に対し、ジルステラの懲罰軍は上陸すらできず撤退
ジストルの徒
[the Zistorites]
、ケタエラで強烈な反抗にあい、ジストルウォル市
[Zistorwal]
(機械都市)はカージョールクに包囲される
カージョールク、ジストルウォル市を陥落させる
セシュネラに「風なき台風」発生
イロトスの息子、ダーロ
[Daros]
、第十代海と陸の皇帝に即位
(-930)
ブリソス島、「壁」による遮断。「壁」は年300kmの速度で拡大(大封鎖の始まり)
大封鎖、フロネラに達す
ラリオスで「氷の夏」の被害。穀物が全滅し、深刻な飢饉が起こる
大封鎖、セシュネラに達す
ダーロの息子、スラーコ
[Celakos]
、第十一代海と陸の皇帝に即位
(-946)
大封鎖、スロントスに達す
大封鎖、ジルステラに達す。ジルステラ沈降
ダーロの息子、ウカーオ
[Hekaos]
、第十二代海と陸の皇帝に即位
(-958)
。
神知者間の不和が露わになり、70年以上も総大魔術師
[High Sorcerer]
であったアルガーリ
[Argalis]
が失踪。彼の旧敵アルウォル
[Halwal]
も総大魔術師の地位を辞し、放浪の旅に出る。
クラロレラの偽竜帝と「新たなる竜の環」、大封鎖の事実を隠蔽す
ジルステラの一学者、エンクロッソのエルフの絶滅を報告す
大封鎖、クラロレラに達す
「竜の船」の艦隊、ウーマセラに襲来。神知者の大学の残りをことごとく破壊す
大封鎖、ウーマセラやフォンリットに達す
ウカーオの息子、ブナーロ
[Benalos]
、ピスダロスの魔術師ヨミリ
[Yomili]
の助けで、神知者の後援を受けた兄弟オルリク
[Orlik]
を倒し、第十三代海と陸の皇帝に即位
(-973)
ブナーロの息子、バイェニル
[Bajenyl]
、第十四代海と陸の皇帝に即位
(-990)
バイェニルのロスコルムの反乱鎮圧失敗によるフロネラ、アロラニート、ラリオスの喪失により、バイェニルの死とともに海と陸の帝国は解体される。バイェニルの息子、トゥアロン
[Tualon]
、セシュネラ王に即位
(-991)
。
ブナーロの息子、シクロ
[Ciklos]
の息子、オングロ
[Englos]
、ヨミリの支援の下トゥアロン
[Tualon]
を殺害。セシュネラ王に即位
(-999)
。自らの地位を強化すべくトゥアロンの姉妹フルーラ
[Flerla]
を娶るも、この簒奪と近親相姦による冒涜がセシュネラの最終的な没落のはじまりと見なされる
アルウォルは荒野より戻り、セシュネラに対抗すべく諸都市を統合し始める
オングロの息子、ドリアム
[Deliam]
、セシュネラ王に即位
(-1016)
ドリアムの息子、イズヴォク
[Hisvok]
、セシュネラ王に即位
(-1027)
ウーマセラ・エンクロッソの支配者「世界の知識の王」、エルフ・人間の同盟軍に倒される。神知者帝国の領土喪失の端緒
イズヴォクの息子、フィオーロ
[Fioros]
、セシュネラ王に即位
(-1043)
フィオーロの息子、ナーノ
[Nanos]
、セシュネラ王に即位
(-1045)
"急襲者"エルジャン
[Herjan the Raider]
、ナーノ王、「セシュネラ人の守護竜」を殺す
フィオーロの息子、アリフォル
[Halifor]
、セシュネラ王に即位
(-1049)
ルアーサ、アリフォル王を殺害し、セシュネラの陸地をを沈める。古セシュネラ王国の滅亡
スロントスの女神、倒れる。大地が沈み、山がウェネリア・マニリア諸島になる
スアム・チョウの島々の沈降
クラロレラ人民の神知者への反乱始まる
「新たなる竜の環」、打倒される
ナラル湖地方の反乱の指導者ジョースト、ジョーストランド王国を建国
ハルロフィン・ラストロス、ザブールの愛弟子マイリオン・ヴァースタノスのブリソスの消失についての無知を証明す
古セシュネラ王国の後継国家タニソール王国に対し、グーハンのトロウル、アロラニート、パソス同盟が攻守同盟を結ぶ
(-1190)
ハリキーヴのトロウル、ジョーストランド王国と抗争に入る
ペローリア・トーラン市にて赤の女神誕生
カルマニアの魔術師、赤の女神を捕捉。ヤーナファル・ターニルズ公、救援に出発
第一次混沌会戦。赤の女神、クリムゾンバットを伴って帰還し、カルマニア軍を撃退
ドゥールベリーの戦い/四本の矢の戦い。ルナー帝国、カルマニア王族を滅ぼす
青の城の戦い。諸神、混沌に抗して「盟約」を破り、オローニン湖岸の青の城に集結
青の城の戦い、休戦。赤の女神、諸神に認められ、神性を獲得し、昇天する
血の王の戦い。ルナー帝国、カルマニア全土の征服事業に着手
(-1313)
ウォリオン公ジョーカー死去。カルマニア残存勢力悉くルナー帝国に服す。ルナー帝国、西域領総督府を設置。
ジョーストランドの将軍“忍び寄る”レッター、トロウル軍に大打撃を与える
レッター、コロラランドよりトロウル駆逐
レッター、ハリキーヴに侵攻し、勝利
レッター、ジョーストランド王の放った暗殺者に殺される
神知者支配下のイーストポイント占領さる
アズゴランの戦。“鉄槌”ベイリフェス、アズィロス伯を打ち負かす
セイフェルスター諸都市国家連合、ベイリフェスを包囲し、貢納を要求
リンドランド公ベイリフェス、ルプレン
[Leplain]
のロカール派大司教によりセシュネラ王に戴冠される
(-1431)
ベイリフェス王、国内の不満分子を一掃
ベイリフェス王、タニソールを征服。周辺地域も服属す
ベイリフェス二世、セシュネラ王に即位
(-1435)
ウリアーヌ二世
[Ulianus]
、セシュネラ王に即位
(-1449)
オーランス人 、ロスコルムに侵入。スノーダル公、アルティネの地へ逃亡
ウリアーヌ二世の息子、ウリアーヌ三世、セシュネラ王に即位
(-1465)
アロリアン統治国(フロネラのルナー植民地)、ルナー帝国の統制を離れる
ウリアーヌ三世、ラリオスを征服
リバージョインに、ルナー教が伝わる
ウリアーヌ三世の息子、ウルフェント
[Urfenthos]
、セシュネラ王に即位
(-1483)
イーストポイント、自力で独立を回復
ロスコルム王国に至る一切の通信が途絶
テオブラン
[Theoblanc (White God?)]
誕生
スノーダル帰還、オーランス人を駆逐する
ウリアーヌ三世の息子、ウルフェント二世、セシュネラ王に即位
(-1494)
ハレック、熊のラソレラ族に誕生
ハレック、冬眠に入る
テオブラン、20歳となり、みなに紹介される
ウルフェント二世の息子、ウリアーヌ四世、セシュネラ王に即位
(-1509)
シンディックス大破門始まる。 大陸西部全域の遮断。スノーダルと彼の仲間は消失
スノーダルの息子シグラット、孤立するロスコルム王国の"高潔なる王"に任命さる
ルナー帝国からのフロネラへの侵略の中断
ウルフェント二世の息子、ヴィカル
[Vikard]
、セシュネラ王に即位
(-1520)
ヴィカル王、「史上最大の馬上槍試合
the Most Grand tournament of History
」を開催。これによる財政破綻が各都市、とくにセイフェルスター諸都市の反乱を引き起こす
ロフタン二世
[Lofting]
、セシュネラ王に即位
(-1545)
ロフタン三世、セシュネラ王に即位
(-1552)
フェリエ
[Feliest]
、セシュネラ王に即位
(-1574)
“善王”シグラット、死す
スヴァラニーゴ
[Svalanigos]
、セシュネラ王に即位
(-1590)
ノチェット市の“水夫”ドーマル 、外洋航海成功。「大開放」の始まり
ドーマル、ノロスに上陸。ノロス公アリストン、造船ギルドを設置
ドーマル、フロネラに上陸
大開放の始まりにより、大破門が解けだす。ロスコルム王国とソッグ市の通信が回復
ロスコルム王国全土が解放される
ヴァデリ艦隊、ウーマセラ、フォンリットを征服
“雪解け”がフロネラ一帯に広がり始める
ヴァデリ艦隊、マスロ艦隊と衝突
ルナーの「月の船」の探索隊、イーストポイントに至る。ジャ・イールも従軍
ロフタン四世、セシュネラ王に即位
(-1607)
“雪解け”、ドーナに至り始める。
(-1595)
ヴァデリ島の海賊とパマールテラ海軍、エンリコ岩礁の戦いで激突、両軍とも壊滅
ラソレラ族の最初の覚醒。大破門から解放
“雪解け”、リバージョイン、ティムズに至る
ティナロス伯ジョーグラバン、死す
“夜の恐怖の魔術師”アージン・テラー、エスタリの侵攻に乗じてティナロス市を破壊
“雪解け”、ガラスタールに至る
“雪解け”、ゾーリアに至る
“雪解け”、サウスバンク領のすべてに至る
“肥満王”ギルマン、セシュネラ王に即位
ラソレラ族、本格的に覚醒し始める
ハレック、ラソレラ族の祖先神の白熊を殺し、その魂をその皮に呪縛して、着込む。そして怒りに震える部族の民を殺戮する
戦争王国の出現 、その征服事業の始まり
ある探検家がポレント・タイガを抜け、ヴァリンド氷河の端に達する
“跳ねる鮭”コロスティス、淡水海から小舟でガラスタールに至る。地域間貿易の再開
ハレック率いる軍勢、ソッグ市を略奪
ジョナーテラ王国、大封鎖から解放される
“高潔な”ムリウム、ノロス公に即位
ハレックと海の狼、聖王国の右腕諸島を襲撃し、聖王国海軍主力艦隊を壊滅させる
海賊神イッグ、ハレックを勇者に選び「戦争熊のイッグの民」を率いさせる
タストラルに「青い第三の眼を持つ民」出現
ヒョルトランド王、混沌に冒され死す。それに乗じたリチャード虎心王、ヘンドレイキにマルコンウォル王国を建国
ノロス公 、セシュネラ王国に反乱し、勝利
ジョナーテラ王国、ティムズ伯領に侵攻
戦争王国、征服民に忠誠と納税を求める
ラソレラ族のすべてが覚醒し終える
戦争王国、パーフェイ市を占領。同市伯はロスコルム王国に救援を要請。戦争王国とロスコルム王国との間に戦端が開かれる
ルナー帝国、マルコンウォル王国を急襲
クゥストスリア王、ガーリン伯爵婦人と結婚
アーグラス、ピスダロス王たるジョラーのフンラルキを援け、ノロスウォル市を略奪
Extremum Scriptum "Chronicon Malkioni"