ゼイヤラン年代記
Chronicon Theyalæ
 
0.

盟友たちの世界評議会（第一評議会）、「唯一永遠の誓い｣を新たにし、伝導活動を開始

  1. 盟友たちの世界評議会の解散とジェナーテラ大陸最高評議会（第二評議会）の結成。ドラストールへ遷都
  2. ペローリアの遊牧民、評議会の使節を虐殺する
  3. アルゲンティウム・スリーリーの戦い。評議会、ペローリアより遊牧民を駆逐。 評議会は当初の目的を達成す。ダラ・ハッパ人は遊牧民の圧政から解放され、遊牧民はペントやフロネラに離散する
  4. ダラ・ハッパ、評議会より独立。これを受けて、オスリル河流域のイェルム教徒と山岳部のオーランス教徒の対立が再燃
  5. 評議会、「完全なる神」オセンタルカの創造を計画。ドラゴン・パス、ドラゴニュート、トロウルなどは計画に反対し、評議会から離反す
  6. ダラ・ハッパ帝国、評議会に参入。評議会の権力が著しく増大する
  7. オセンタルカ誕生。彼はナイサロールと改名し、評議会領土の統治を開始
    太陽が中天に静止する。（オセンタルカ誕生に伴う時の崩壊とも、トロウルたちの評議会に対抗するための「黒喰らい」の召喚儀式のためともいわれる）
  8. ドラゴン・パス、評議会に占領される。この戦闘において女神カイガー・リートルは負傷し、「トロウルキンの呪い」が始まる
  9. “裸足の”ハルマスト、「光持ち帰りし者たちの探索行」を行い、解放者アーカットを連れ帰る。アーカット、スロントス・ドラゴン・パスを次々と解放
    一なる老翁、アーカットに委任されケタエラにトロウルの王国・影の国を建国
  10. ドラゴンパス軍、ペント遊牧民支援の下、ダラ・ハッパへ侵入
    11. グバージ戦争。裏切者アーカットとグバージ相討つ。 ドラストールは放棄さる
  11. ドラゴン・パスのドワーフ、ダゴーリ・インカース王国への納税の停止を宣言
  12. ドラゴン・パスや灰色の地の人間、トロウルの支配に抗議
  13. ローザリウス・ロングストール、『虫の書』を著す
  14. 「竜に近しいもの」、内部分裂を起こす
  15. ヴィスコテス、「舞踏と狩猟団」を結成し、「竜的」人間の啓蒙を始める
  16. 収税人の虐殺事件。ドラゴンパス王国、ドラゴニュートと共にトロウル支配を打倒。彼らは宗教的・政治治的配体制「ワームの友邦帝国」を打ち建てる
  17. 首飾の馬の戦い。純粋な馬の民、プラックス騎獣遊牧民連合軍を撃破し、定住す
  18. ワームの友邦帝国で、トロウルの「グバージと戦うカイガー・リートル」の歌が記録される
  19. 神知者、ゆりかご河河口に交易都市フェロダを建設
  20. ワームの友邦帝国、トロウルとドワーフをバラザールより追放せんとする
  21. クラグスパイダーの最初のグレート・トロウルが生まれる
  22. ワームの友邦帝国、プラックス征服のため、「純粋な馬の民」を雇う
  23. トロウル、ドワーフ都市グレートウェイを侵し、大戦果をあげる
  24. 第一回ノチェット公会議。ノチェットで“竜的”人間と神知者の学術シンポジウムの開催
    神知者“厳正なる”サンラクス、「純粋な馬の民」と同盟し、ゆりかご河上流域にロブクレイドル（ゆりかごさらい）市を建設
  25. 巨人パラグアとワッハ、ロブクレイドル市を破壊し、市囲に巨大な壁を築く
  26. ワッハと遊牧民、アダーリ市を襲撃。アダーリ市民パヴィス、ワームの友邦帝国に亡命
  27. “脳味噌食らいの”カジャク・アブ、ホワイトウォールにて「時」があると信じる人間たちに「不安の言葉」を語る
  28. 第二回ノチェット公会議
  29. パヴィス卿、「影の踊り」に旅立ち、「顔無き石像」に命を吹き込む
  30. 高すぎた戦い。パヴィス卿、パヴィス卿、パラグアとワッハを倒す。パラグアは戦死。ワームの友邦帝国の魔術師ヴァラジーア・ノポール、ワッハを追撃
  31. パヴィス卿、パップスでワッハの傷を癒し、両者は同盟
  32. 巨人ソグ、ドラゴン・パスで動乱を起こす
  33. カージョールク戦争。海と陸の帝国、影の国を侵略。ドラゴンの反撃により撤退
  34. パヴィス卿、「真の都市」パヴィス完成を宣言
  35. ジャドナーの“学徒”コルナー、『トロウルの食癖』・『トロウルの生態』を著す
  36. パヴィスの引退。ジョラズ・カイレムが統治を継承し、パヴィス領弓師王朝の初代王として即位
  37. ジャドナーの“三文文士”ソールロス、『トロウルの食癖』に補遺を加える
  38. ソグ、わずかな手勢と共にパヴィス市を攻略するも撃退される
  39. ワームの友邦帝国、最大領域に達す。（ペント、ラリオス、フロネラ、プラックス）
    ソグ、トロウルの軍隊、遊牧民の群れと共にパヴィス市を包囲 (-877)
  40. ジョラズ・カイレム王、ワームの友邦帝国の援軍を連れ帰還、パヴィス市を解放
    ジョラズ・カイレム、陽の天蓋寺院に河谷地帯を下賜。（太陽領の始まり）
  41. 第三回ノチェット公会議
  42. ドラゴン・パスで記録的な厳冬。（「二年間の冬」）
    反政府地下組織「昔日の伝統主義者団」の抵抗運動、ドラゴン・パスに波及。対応を巡って、帝国指導者層は分裂
    ジストルの徒[the Zistorites]に対するケタエラの反抗。オーランス、機械都市（ジストルウォル市[Zistorwal]）を包囲 (-917)
  43. 機械戦争。オーランス、機械都市を陥し、ジストル神を倒す
    影の国軍、神知者よりエスロリアを解放し、そのままスロントスを略奪す
  44. ブリソス島、「壁」による遮断。「壁」は年300kmの速度で拡大（大封鎖の始まり）
  45. “牙傑”ジャルドン、プラックスの二部族混合軍でパヴィス市を襲撃、失敗
  46. ジャルドン、パヴィス軍を野戦で撃破し、市の包囲を始める (-940)
  47. 大封鎖、ケタエラの鏡の海に達す
  48. ジャルドン、パヴィス市壁を破り、略奪す
  49. 赤石洞のトロウル、ワームの友邦帝国の出兵要請の使節を貪り食らう。ワームの友邦帝国軍とドラゴン、赤石洞を奇襲し、これを陥す
  50. ドラゴニュート超王、帝国の重要人物殺害・秘宝の奪還に着手。ワームの友邦帝国滅亡
  51. スロントスの女神、倒れる。大地が沈み、山がウェネリア・マニリア諸島になる
  52. ペローリアの「無敵の黄金の群」、ドラゴニュートの卵を狙い、ドラゴン・パスに進軍
  53. ドラゴン殺戮戦争。ドラゴン・パスの全ての人間はドラゴンに貪り尽くされる
  54. トーラス・ジョーラン、パヴィスの城壁を突破し、市街を破壊し尽くす
  55. ドラゴンパスのトロウル、ドラゴニュートに対して内乱を引き起こす (-1220)
  56. トーラス・ジョーラン、パヴィス市に再侵入。“斧の”バラストール、これを撃退。司祭ジョーカットプロス、トロウルに市の救援を依頼
  57. ドラゴニュート、トロウルの内乱軍を殲滅
  58. 煙ふく廃墟の奇襲。影の国のトロウル、半獣人に虐殺される
  59. “カーグの息子”ゲラク・カグ、トロウルの軍勢を率いてバラストールを倒し、パヴィスを占領。後、強力な魔術で市を外界より閉ざす (-1539)
  60. ゲラク・カグ、プラクッスの騎兵を壊滅させる
  61. アラヴァン・アーゲイの戦い。“人一倍の”バイマブエ、純粋な馬の民を撃滅。純粋な馬の民の残党、ドラゴンパスに逃れ、グレイズランドを建国
  62. トロウルが“名もなき英雄”をパヴィス市内で殺害。市内侵入に絶望の兆し
  63. エスロリアのコリマー、ドラゴンパスに入植
  64. “異邦人”ベリンタール、右腕諸島に漂着
  65. ベリンタール、一なる老翁のトロウル王国を倒し、聖王国を建国。ファラオとなる
  66. 「ハイアロールの三ヶ一」のナッリ氏族、エンヒル氏族、ドラゴン・パス入植
  67. ストリーム川は流れを変え、以来この川から鮭が消え失せる
  68. ターシュ族の始祖“貧窮者”アリム、ルナーに反し、ドラゴン・パスに逃亡。彼はそこにすでにグレイズランド人がいることを発見する
  69. ベリンタール、「幸運と死のトーナメント」の勝者に憑依。最初の「転生の儀式」
  70. グレイズランド王“黄金の心の”ヘンドロースト、アリムの結婚を援助する
  71. ドラゴニュート、ターシュの双子の下に使節を送る
  72. ベリンタール、神格化されたファラオとなる
  73. 落ちる丘の戦い。アリム族長、ルナー軍を撃退
  74. クィントゥス谷の戦い。ターシュ王国、ルナーと連合しペント遊牧民を撃退
  75. ターシュ王ヴァルスタポール、「揺るがす者」大寺院の不死の守護者となる
  76. ターシュからの使者がプラックスを訪れ、遊牧民の傭兵の雇い入れを申し込む
    青い月の伝道団、ダゴーリ・インカースの示唆を受けたハリキーヴのトロウルに全滅させられる
  77. リスメルダー部族とコリマー部族、ダックよりドゥルズ渓谷を奪う
  78. アップランド湿原の“死人使い”ディレクティ率いるゾンビにリスメルダー部族、敗北。コリマー部族はドゥルズ渓谷を引き払う
  79. ヤランドロス、グレイズランド王“勇ましき”ジャルダンコルダを裏切り殺す
  80. ロカエムとクルタイン部族、南方よりバルミール族の地に移動
    大廃都のインフィビクス・カルト、消滅する
  81. ポル・ジョニ族、「入らずの原」に侵入。騎獣遊牧民との争いが始まる (-1489)
  82. ビーナ・バン、鉛の城に伝道に赴いた後、デイホールの精霊と失踪する
  83. ダゴーリ・インカースのトロウル、ルナー帝国に宣戦
  84. ターシュ王インタガーン、バノット市を夜襲、これを奪う
  85. ターシュ王国双子王朝断絶。継承内戦勃発
  86. グレイズランド動乱 (-1470)
  87. “金髪の”アリム、女王候補のマーラン・ゴア女祭エランサ・ゴアを戦死させる
    “黒い牙の”イラロ、マーラン・ゴア寺院の支持でターシュ王に即位。イラロ王朝の始まり
  88. ルナー、タルフォート市を略奪。同市領主ジョーンカロール、帝国本土に更迭
  89. テルモリ族、トーカニ部族を追い払い藍の丘陵に進出
  90. サーター、ドラゴンパスに入る
  91. サーター、ロカエム部族・クルタイン部族とバルミール族の争いを調停す
    エンジョーシ、ザ・ストリームで鮭の儀式を行い、鮭が再び戻る。その上流域に彼の氏族は定住する
  92. ターシュ王タスティニム、サイキスの谷にてテルモリ族に敗れ、戦死
  93. サーター、テルモリ族とテルモリ族に損害を受けた諸部族に和平を提案する
    サーター、ドラゴニュートと接触し、ボールドホ ーム市建設の取決めをする
  94. サーター、守護者の丘にスウェンズタウン市を建設
  95. デンジス川の戦い。ポル・ジョニ族始祖“毛皮屋”デリク、騎獣遊牧民に勝利
    “調停者”サーター、騎獣遊牧民とポル・ジョニ族の争いを調停する
  96. ホン・イール、ターシュ王パイジーザムと結婚し、摂政となる。パイジーザム王死す
    踊る姉妹の戦い。パイジーザム王の死後ターシュ王国の継承権を巡り、ルナーとグレイズランドが争う。ルナーが勝利し、ホン・イールの地位が保証される
    サーター、スウェンズタウン市にてポル・ジョニ族と同盟す
    パヴィスに隣接して盗賊都市が成立する
  97. ホン・イール、パイジーザム王の息子フォロステネスを産む。彼の王位を認めないターシュ人の一派は流民国を打ち建てる
  98. サーター、ボールドホーム市を建設。24部族から成る「サーターの輪」が形成され、サーター王国が成立する
  99. サーター王、羽馬の女王と結婚する
  100. サーター王、羽馬の女王を屈伏させ、ドラゴニュート超王より「ドラゴン・パス王」の称号を賜わる
    ターシュ国内に昇月ノ寺院が建堂される
  101. サーター、スウェンズタウン・ボールドホーム・ウィルムズチャーチをつなぐ「王の道」を建設
  102. 詩人ジャンスタン、『古き王の系譜』記す
  103. ターシュ王フォロステネス、親政を始める
  104. サーター、神となる。第２代サーター王サロニル即位
  105. “長柄の斧の”パラシー、ターシュ王フィリゴス率いる流民国討伐軍を撃退し、反ってこれを追撃す。彼は昇月ノ寺院及びターシュ首都ファーゼストを破壊し、全土を征服した後、ターシュ王に即位。フィリゴス王はルナー本土に亡命する
  106. 「ドラゴニュートの夢」（幻のドラゴニュートの大群が現われ、不思議な仕事をする）始まる。この間人々は積極的な行動を控える (-1543)
    パヴィス市、「ドラゴニュートの夢」とともにトロウルの魔術から解放される
  107. ターシュ王パラシー、ルナー帝国からの独立を宣言
  108. 属領地政府の設置。フィリゴスの弟ファージェンテス王子が長官に任命される
  109. サロニルの娘が強奪され、王は救出に赴いて死ぬ。第三代サーター王ジャロラー即位
    ドラサール公、新パヴィス市を建設
  110. ドラゴニュート、大廃都に寺院を建立
  111. カーンシー農場の戦い。ルナー支援のフィリゴス、ターシュ王国に侵入するも、戦死
    属領監督官ファージェンテス、「斧の野」勝利に酔うパラシー王の陣を夜襲し、これを討ち取る。ファージェンテスはターシュ王に即位する。これを境にターシュ王国内に、ルナー文化が積極的に導入される
  112. ファージェンテス王、新属領監督官を殺害し、その権限を兼ねる
  113. ドワーフ渡しの戦い。ファージェンテス王、アルダチュール市を奪う。サーター王ジャロラー、戦死。第四代サーター王ジャロサル即位
  114. サーター王ジャロサル、月の精霊に殺害される。第五代サーター王ターカロール即位
  115. 新パヴィス市内で遊牧民の反乱が起こるが、鎮圧される
  116. ファージェンテス王、死去。属領監督官とターシュ王で権限が分離される。王子モイラデス、ターシュ王に即位。王の死に際し、国内は平穏であった
    117. ドラサール公死去。新パヴィス、共和制へ
  117. ノチェットの“水夫”ドーマル、マガスタ神からのインスピレーションと賢者フンラーニからの教えを基に、“形作るもの”ガラーズの倉庫の床にタイル張りされた古い図面から船を造りあげ、外洋航海に成功。「大開放」の始まり。
  118. 灰色熊の峰の戦い。ターシュ王モイラデス、流民国軍を破り、バノット市を奪う。流民国を支援したサーター王ターカロール、羽馬の女王は戦死。第六代サーター王テラサリン即位
    ターシュ王国、ルナー帝国属領地に編入される
  119. 聖王国艦隊、テシュノスに到達
    赤の女神の息子アピウス・ルクシウス、属領監督官に就任
  120. 聖王国海軍、クラロレラ近海で、クラロレラ帝国艦隊に包囲殲滅される
  121. ルナー帝国、ターシュ王国を完全に鎮静させる
  122. ルナー帝国軍、初めてサーター王国に侵攻。聖王国国王、サーターを支援する
  123. ルナー軍、サーター王国に初めての侵攻（史料により食い違いあり）
  124. ゆりかご河河口に再び船が着く
  125. ゆりかご河上流域で大飢饉
  126. サーター王テラサリン、不慮の事故死。第七代サーター王サリナーグ即位
    秘密結社「死の一門」、サーターで結成さる
  127. ルーンゲートの戦い。ルナー帝国軍の本格的なサーター王国侵攻。サーター軍は決定的な敗北を喫す。サリナーグ王は戦死し、サーター軍の中核は壊滅する。ジャ・イール率いる帝国親衛隊、ムーン・ボートを用いてボールドホームに急襲。ルナーの占領統治が始まる 。サーターの残党、ホワイトウォールへ亡命。第八代サーター王にフィステヴォス即位
  128. ルナー帝国、テルモリ族の掃討を開始 (-1607) 。この戦いで、サーター王フィステヴォス、戦死。「タラールの子ら」氏族のコールマイの息子カライが第九代サーター王に選ばれる
  129. ジョンスタウンの“紫の”ミナリス、『ウズの食嗜好』に注釈を加える
    新パヴィスの“鋭き剣の”ガーラス、ガーハウントの婿取り試合に優勝
  130. ビルディング・ウォールの戦い。聖王国軍、ルナー帝国軍の侵入を阻止
    海賊「海の狼」、三歩諸島にて結成される
  131. 「海の狼」、南海岸を略奪。記録された最初の「海の狼」の襲撃
    アルダーチュール市民の保守派層、ルナー排斥運動を始める
  132. テルモリ族はルナーの同盟部族マボダーを滅ぼすが、ルナー帝国の反撃に降伏
    クリアワイン市、火災
  133. ルナーの示唆を受けたグレイマネ戦王率いるディターリ族、聖王国への侵攻を開始
  134. ムーンブロスの戦い。ルナー軍、遊牧民連合軍を撃破し、ゆりかご河沿岸一帯を支配
    サーター方面総督府王“大王”ユーグリプタス、新法を制定
  135. アルダーチュール市にて内紛。ヴァンダロス族の“鉄拳”ハーヴァー公子、オーランス派市民「正しき風」を追放し、騒擾を鎮める
    ルナー学術調査団、フェロダ遺跡探索に失敗
  136. 新パヴィスの豪族インギリ家のトルカジ、コーフルー港を建設
  137. 敗者オーランスの戦い。サーター方面総督府王“博識”ファザール・ワイドリード、このサーター大反乱を鎮圧。サーター王カライと反乱軍の指導者カリル・スターブロウはヒョルトランドに亡命。ランカー・マイの司祭テマーティン、第十代サーター王に即位。反乱に加担した諸氏族はコリマー部族より分割させられる。反乱を煽動したとしてドゥルズ族はルナー・サーター双方から迫害を受ける
    “鉄パイクの”ソラントス、太陽伯となる
  138. ルナー帝国、反乱を完全に鎮圧
    「海の狼」、コーフルーを襲撃するも、港のあまりの貧しさにこれを見逃す
  139. 「鉄の蹄」、ルナーに抗してグレイズランドを解放
    コスターディからの追放貴族ローン公ラウス、赤の皇帝よりゆりかご河下流域を拝領。（拝領地領の建設）
    140. コーフルー港のエティーリーズ大司祭ガラン・ファラブドゥア、大荒野へ失踪
    反ダック熱の最悪の時代は終わる
  140. ハレックと海の狼、聖王国の右腕諸島を襲撃し、聖王国海軍主力艦隊を壊滅させる
    ジャ・イール、「転生の儀式」の最中にファラオを襲撃し、彼の魂と家族を捕らえる。聖王国は無政府状態に陥る
    太陽伯領の兎帽子の庄が遊牧民に略奪される
  141. ルナー帝国とプラックスの交易事業が打ち切られる
    ヒョルトランド王、混沌に冒され死す。それに乗じたマルキオン教徒の冒険者リチャード虎心王、ヘンドレイキの地（同地中央部）にマルコンウォル王国を建国。ホワイトウォールの領主ブライアン、の地（同地北部）を征服し、ヒョルトランド王を称する
  142. グレイマネ、エスロリアを占領
    コーフルー近海で巨大な魔法の像を発見。「コーフルーの番人」として同港に設置
  143. ファザール、コーフルーから海路よりカーシーを急襲。サーター方面別動隊、ヴォルサクシを占領。ブライアン、ホワイトウォールに籠城
    “紫の”ミナリス、『伝説の書』を著す
  144. ルナー帝国、マルコンウォル王国を急襲し、リチャード虎心王を降伏させる
    “紫の”ミナリス、『ビテュリアン・ヴァロシュの旅』著す
  145. 聖王国最後の拠点ホワイトウォール市、ルナー帝国軍に包囲される
    146. 巨人のゆりかご、数百年ぶりにゆりかご河を流れ下る
    “鋭き剣の”ガーラス、失踪する
    ルナー帝国パヴィス方面情報長官“無気味な”ギム・ギム、本国に帰還する
    アーグラス、ピスダロス王位を主張するジョラーのフンラルキを援けノロスウォル市を略奪
    “紫の”ミナリス、『ウズの書』を著す

Extremum Scriptum "Chronicon Theyalæ"